ホントならすごい!!CBDが鬱(うつ)病に効果!?

CBD豆知識
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リラックスやストレスの緩和、不眠症などに効果を持ち、私たちの生活の質を向上させることに期待がかかる「CBD(カンナビジオール )」。日本でも一般的な量販店などで販売されることも多くなり、認知度も高まっています。

ストレスの溜まりやすい現代社会において、CBDが持つ効果を求める人は多いのではないでしょうか。また、さまざまな疾患への効果が期待されているCBDの可能性にも注目が集まっています。

現在、世界中で疾患の治療への応用に関する研究が進んでいる中で、CBDのあらゆる可能性が期待されています。

今回はCBD(カンナビジオール )がうつ病に効果があるのかについて解説していきます。

CBD(カンナビジオール )の基本的な効果について

CBDがどのような成分で摂取することで身体にどのような作用を生み出すのかについてまとめていきます。

CBDは麻から抽出される成分の1種です。麻と聞くと大麻を連想してしまうかもしれませんが、大麻に含まれ精神活性作用を生み出す「THC(テトラヒドロカンナビノール)」とは全く別の成分です。

THCは麻の「花冠、葉」から抽出されるのに対し、CBDは麻の「種子、茎」から抽出されます。CBDには精神活性作用はなく、いわゆるドラッグとしての効果は持ち合わせていません。

日本の大麻取締法でもCBDは規制の対象外であることが明確に記載されています。

「大麻取締法第1条」

「この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=323AC0000000124

そんなCBDが身体にどのように作用していくのでしょうか。

そもそも私たちの体には「エンド・カンナビノイド・システム」という機能が備わっています。これは人間が生活を送る中で行われる身体調整機能で、食欲や免疫機能、ストレスなどを調整することによって体のバランスを取ることができます。

しかし、外部から強いストレスを受けることによって、エンド・カンナビノイド・システムの働きが弱まってしまい身体の不調に繋がってしまいます。これが症状として、不眠症や食欲不振、ストレスから来る不安などといった形で現れてきます。

こういった状態を「カンナビノイド欠乏症」と呼ぶのですが、CBDを摂取することでこのカンナビノイド欠乏症を改善し、身体調整機能を元に戻す作用があります。
なので、CBDを摂取すると「よく眠れるようになる」「リラックスできる」「ストレスが緩和される」などの効果が生まれるといわれています。

CBD(カンナビジオール )はどんな疾患への効果が期待される?

一般向けの商品では主にストレスの緩和や睡眠の改善といった文脈で販売されることが多いCBDですが、国際的な研究によってあらゆる疾患への効果が期待されています。

例えば、CBDの持つ鎮痛作用や嘔吐を抑制する作用が抗がん剤治療に伴う副作用を緩和することが期待されています。さらには、精神障害、てんかん、パーキンソン病など、さまざまな疾患への効果に期待が集まっています。

2017年にWHO(世界保健機関)とECDD(薬物依存に関する専門委員会)によって行われた「カンナビジオール (CBD)事前審査報告書」にもさまざまな疾患への応用に関する記載があります。

「カンナビジオール (CBD)事前審査報告書」

http://cannabis.kenkyuukai.jp/images/sys%5Cinformation%5C20171206225443-F93DD6CFE8B1C092970601FFD88BDBE2E5F96AE8B22F18642F02F65C6737547F.pdf

第9章「医療への応用、医療目的使用の範囲及び医療使用の疫学」では、CBDが治療効果を有する可能性がある疾患のリストが記載されています。

CBDが治療効果を有する可能性がある疾患

  • アルツハイマー病
  • パーキンソン病
  • 多発性硬化症
  • ハンチントン病
  • 低酸素虚血性脳障害
  • 疼痛
  • 精神障害
  • 不安
  • 抗うつ
  • がん
  • 吐き気
  • 炎症性疾患
  • 関節リウマチ
  • 感染症
  • 炎症性腸疾患とクローン病
  • 心血管疾患
  • 糖尿病合併症

これらの疾患への効果が期待されています。ただ、あくまで現段階では本文の記載にもある通り「多くの他の健康状態のために有効な治療でもあるかもしれない〜中略〜これらの研究はてんかんほど先進的ではない」という評価がなされています。

うつ病の治療薬としての可能性も指摘されており、うつ病によって生じる不眠症や不安障害、吐き気などを抑制する効果も期待されます。

また、うつ病の治療では通常「抗うつ剤」などが使用されることが多いですが、これらには副作用も伴います。CBDは安全性の高い成分としても認められており、より身体への負荷が少ない治療薬としても期待されています。

CBD(カンナビジオール )のうつ病への効果は現在「研究段階」

現時点での結論として、CBDがうつ病に効果があるのかについては「研究段階」という評価がふさわしいでしょう。医療研究において一定程度の成果は挙げているという記載は数多く見られましたが、実用化に向けてはさらなる研究が必要であり、治療薬として使用されるにはもう少し時間がかかるでしょう。

しかし、CBDのあらゆる効果についてはポジティブな研究発表が多く、あらゆる疾患への効果が着実に報告されています。

今流通しているCBD商品が即座にうつ病に効果があるというわけではありませんが、今後そういった効果が認められる日もそう遠くはないでしょう。

CBD(カンナビジオール )を試す場合は少しずつ使っていく

あらゆる疾患への治療薬としての期待がかかっているCBD。しかし、繰り返しになりますが、これらの効果については現在研究段階であり、確定的な結論が出されているわけではありません。

裏付けとなる研究結果は少ないため、劇的な効果を期待することはできませんが、リラックス効果やストレスの緩和、睡眠の質を改善したい人は試してみる価値があるかもしれません。

ただ、CBDを試す場合にはいくつかの注意点があります。

例えば、商品選びにも注意を払う必要があります。CBD商品の中には粗悪なものも少なくなく、CBDの中にTHCが混入している可能性も指摘されています。THCは日本では違法な成分として規制の対象になっていますし、身体への影響も懸念されます。CBD商品を選ぶときには製造管理の行き届いた信頼できるメーカーから購入しなければなりません。

また、CBDを初めて使用するという人は少しずつ摂取してください。いきなり過剰な量を摂取してしまうといくら安全とはいえ身体への影響は避けられません。あくまで適切な用量を守って摂取する中での安全性が認められているに過ぎませんので、初めてCBDを試すという人は少しずつ摂取しながら効果を探っていきましょう。

まとめ

CBD(カンナビジオール )がうつ病にもたらす効果についてまとめていきました。うつ病への効果については未だ研究段階という結論がふさわしい状況にあります。確定的な研究結果が報告されているわけではなく、実用化に向けてはもう少し先の話になりそうです。

ただ、体の調子を整えたり、日々の疲れを癒すなどカジュアルな目的で使用するには効果が期待できるので、健康食品として試してみるのもいいかもしれません。

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